2002年4月〜
4月30日:
- 本日の更新情報:
- 業務用ページの全面改定にやっとこさ着手しました。
- 以前、私が作成した某所のホームページがボツになってしまったのですが、レイアウトとか色使いなどが気に入っていたので流用しました。少しずつ手を加えていきたいです。
- 本日の事務所にて:
- 今年始め頃の相談者で「特定調停」の申立をアドバイスしたかたがひょっこり来訪してきました。夫婦合わせて800万円の債務があったのですが、借入と返済の履歴期間が長かったのと自営業収入がそこそこあったので「特定調停」を勧めました。
「調停調書」は「債務名義」であると言う「デメリット」があるので、調停の申立は慎重を期しますが、なによりも本人に強い返済の意志があったので、「特定調停」を申し立て、その後、なんとか債権者との話し合いがまとまりました。
債務総額もかなり減少し、毎月の返済額が申立前の3分の1になったそうです。そして借金問題が解決に向かうにつれて、表情が明るくなって仕事に対する意欲も出てきて、その結果、仕事が増えてきたそうです。
いやー良かったなぁ。今日は気分良く仕事をこなしました。
4月29日:
本日の朝日新聞朝刊(第3面)から
タイトル:移民政策「日本も同じ」ルペン氏
引用:28日パリ発:フランスの極右「国民戦線」の大統領候補、ルペン氏がこのほど記者会見で、「日本とスイスの国籍法は完全にわれわれの考えと一致する。われわれが人種的な偏見を持っていると指摘されるのはおかしい」と述べた。(以下略)
なるほど、極右党首の正当性の論拠として我が日本の「国籍法」が評価されちゃったんだな。
私はこれを読んだとき、なんだか、「外国人」に対してあくまでも「不寛容」な我が国の「国民性」を見透かされてしまったような気がしたのであった。
4月28日:
本日読んだ「活字」
1:NASA-X機 天才たちの挑戦 講談社+α文庫
新聞広告を見て即購入。幼少の頃からの航空機ファンとしては、NASAの実験機Xシリーズの本と聞いただけで内容も確かめずに飛びついた。
特に黒い超高速実験機 X-15 には格別の想いがある。私が小学校に上がる頃だったか、まだ日本製プラモデルにはろくなものがなくて、高価な米国製のレベル社とかモノグラム社の航空機プラモデルが羨望の的であったのであるが、そのレベル社のX-15のプラモデルを買って貰ったことがあり、その精悍なフォルムを手にして超音速の世界に想いを馳せたものであった。(注:「プラモデル」と言うネーミングは、かっての日本製プラモデルメーカーの雄であった「マルサン」の登録商標であったはずである。)
で、この本であるが、肝心のNASA-X機のことは、期待したほどには書かれていなかった。特にX-15については全然書かれてなかった。(タイトルに偽りあり!)
1995年春にインターネットをやり始めた頃、既にNASAの公式ホームページは非常に充実していて、NASA-Xシリーズの写真ライブラリがあり、当時はまだ遅い144モデムでインターネット接続していたのだけど、沢山のNASA-X機の写真をダウンロードしたものであった。
2:週刊文春&週刊新潮 ゴールデン・ウィーク特大号
・週刊文春:
・平成美女図鑑:
いやー、私にとって、やっぱり秋吉久美子が一番です。
・山崎拓「変態行為」懇願テープとおぞましい写真:
「行為」の後のぐったり写真か。ホント、おぞましい写真だな。
・中ピ連「榎美沙子」が消えた:
そう言えば、そんな女性がいたなぁ。
・週刊新潮:
・「敗訴ワイセツ裁判」から30年 現代語訳「四畳半襖の下張」
健在なり野坂昭如。しかし現代語訳はちと下品に過ぎるのでは。
4月27日:
土曜日の事務所ではタラタラと仕事することが多いです。
土曜日はなるべく相談とか顧客との打ち合わせなどの予定は極力入れないで、溜まった書類作成に専念するようにしているのだが、うちの事務所の両隣(司法書士事務所と保険代理店事務所)は大抵土曜日はお休みなので、ここぞとばかりにオーディオのボリュームを大音量にして好きな音楽を聴きながらパソコン相手に書類を仕上げていたりする。
今日は「LedZeppelin II」を久しぶりで聴いた。30年以上前の作品だが、当時、アナログLPで聴いた時と、CD化されたデジタルリマスター版とでは、印象がちょっと違う。硬質なクリアー感がより強調されて、大音響で聴くほどに何か不思議なトリップ感の高揚を感じる。
レドゼベリンのあとはBeatlesの初期の曲を聴いた。歌と一緒にハモりながら立ち上がり、気分はもうボールのボーカルをフォローするジョージ・ハリスンに成りきっていたら、いきなり事務所のドアが開いた。
いやはや、びっくりするやらバツが悪いやらで、取り急ぎアンプの電源を切ったのであった。
突然の来訪者は60才台の男性であったが、胸ポケットから新聞の折り込みチラシに掲載しているうちの事務所の部分だけを切り抜いたものを取り出して、「もうずっと以前からこの広告を見ていて、いつか来ようと思って、、」と言うので、取り敢えず座って貰って相談内容を聞きました。
いままで他人には言えなかった悩みを打ち明けると、いくぶん精神的なケアになるのか、事務所のドアを最初に開けた時の悲壮な面もちは消え失せて、帰る時には少し明るい表情で帰ってゆきます。
でも、これからうちの事務所で相談を希望するかたは、ご相談の時には、必ず事前に事務所に電話して予約してくださいね。
4月26日:
いよいよゴールデンウィークですね。私は書店勤務とアパレル関連のデベロッパー勤め、つまり「販売関係の客商売」に従事した期間が長かったので、週休2日はおろか正月休みもせいぜい2日間、ましてやゴールデンウィークとかお盆休みとかはまともに体験したことがなかった。
1ヶ月に2回程度のたまの休みは平日のみだったから、現在の仕事も言うなれば「客商売」、長期間休むことに罪悪感みたいな後ろめたさをいまだに感じている。しかし今年は、すこし骨休めしようかな、、、。
で、黄金週間中の事務所営業時間ですが、
・4月27日(土):午前10時 〜 午後5時
・4月28日(日)、29日(月):休業
・4月30日(火)〜 5月2日(木):平常通り:午前8時30分〜午後7時
・5月 3日(金)〜 5月6日(月):休業
上記の営業時間以外は、電話転送してます。ご相談はメールでも受け付けてます。
休業日もたぶん何日かは事務所に行ってパソコンのメンテをやってると思います。あるいはパソコンショップに入り浸っているかも。
では、では。
4月25日:
東京12チャン系列の夜11時からのワールドサテライトニュースのキャスターは、いつも「モニター目線」だな。メインキャスターの小谷真生子だけど、自分の座ってる机の前方下にあるテレビモニターをじっと覗き込むようなしぐさをよくしている。
おそらくモニターに映し出される自分の姿を見つめているのだろうが、これって、街なかで道行く女の子がガラスのドアなどに映る自分を見つめながらよそ見歩きするのと同じようなものかな。
「今日のあたしってきれいかしら?うんバッチリ決まってるわね。自分でも見とれてしまうわぁ。」てなカンジか。
12年くらい前に衛星放送を導入した頃に、BS1のニュースキャスター(今でもBS1のニュースはNHK地上放送とは全然違う色っぽいイメージの女性キャスターが出てくる)として登場していた彼女を見て、さすが衛星放送ってのはNHKであってもこんなチーママみたいなヒトを起用するんだなと妙に感心したものだった。
当時はバブル経済崩壊寸前の度派手美学全盛の頃であったが、お決まりの肩パッドの入ったまぶしいパステルカラー系のスーツ(ピンキー&ダイアン系と言ったら解るだろうか。)に、長めのヘアを高級クラブのホステス風にきちんと小切れ良く巻き上げて、彼女はなかなかのお色気ぶりであり、それに自分の美貌に自信たっぷりなようであった。
今でも、自分の容貌のチェックを仕事中テレビ放映中でも怠らず、「鏡よ鏡よ鏡さん、この世で一番きれいなのはだあれ?」って具合に鏡の代わりにテレビモニターを覗き込んでいるのでしょうね。
4月24日:
私は血圧が高い。いや、高かったと言うべきか。と云うのは現在は血圧降圧剤を服用しているので一応「正常域」の血圧なのである。以前血圧が高かった頃は、上が140台の後半で、下が100を越える程度であった。
国民健康保険加入者向けの成人病検診の無料受診券が送付されて来たのを機に、ちょうど2年前になるが、事務所近くの内科医院で健康診断を受けてみたのだが、私どものような弱小な自営業者は体が資本、健康あっての仕事なので用心しなければと思いたったのだけど、健康診断で血圧が高いので治療の必要ありと云われ以後、その内科医院に2週間おきに通院しながら降圧剤を毎日服用している。
うーんなんと言うか、降圧剤は一端服用し始めたらなかなか止めることが出来ないらしくて、服用を止めると再び高血圧に戻ってしまうような気がして、きっちり町医者の陰謀にはまったと思わないでもないが、おかげで、以前あった偏頭痛が解消した。天候が悪い日とか相性の悪いお酒(私にはサントリー系のビールは相性が悪い。)を飲んだ翌日とかよくじわじわと頭痛がして、そんな時はバファリンを常用していたのだが、今はもうバファリンを買うことがなくなった。
また、定期的に尿検査と血液検査などもやってもらうので健康管理のためには良かったのかも知れない。私は酒呑みなのでガンマGTPの値にはいつも気をつけている。ただ2週間おきの検診日に血圧を測る時は、いつも緊張してしまい血圧がやや高めに出てしまうので、深呼吸して2回計ってもらうこともある。
体重を落とすと血圧は下がると言われて、たまに痩せたりなんかするのであるが、いつのまにかベルトの位置が元に戻ってしまうのは何故だろうか。痩せるのは以外と簡単なのかも知れないがその状態を維持するのは難しいです。
痩せているよりすこしばかり肥えているほうが健康的であると言う「学説」があるらしいが、経験的に言って、私の場合も痩せた時よりやや太っている時(これが正常)のほうが、エネルギッシュな気分のような気がする。あと、たばこを完全に断ってもう20年になるが、これは大正解です。だって、いまだに階段を駆け足で上がれるもんね。
4月23日:
待望のpanasonic let's note lite PRO がやってきた。オプションカラーのシルバーにこれまたオプションの金属板刻印のネームプレート(梶原行政書士事務所 梶原 俊洋)が光る。
バッテリー装備で重量が1kgを切る軽さなのだが、LANもモデムも標準装備、PCカードスロットも1つにUSBコネクタも2つついているので拡張性もまずまず。くやしいけどMacにもこんなのがあればなぁ。
でもってOSがWindowsXP professional。うーーん、このデフォルト設定の使いにくさとダサい色使いはなんとかならないのだろうか。とりあえずクラシック設定にしていろいろカスタマイズでなんとか自分用に限りなくMacOS風にして使い勝手を良くする。
しかし、WindowsXPとMacOS X を比べてみるとモダンOSとしての完成度はUNIX の血筋を引く MacOS X に軍配が挙がるだろう。(はは、Mac信奉者の戯言ですよ。)
当分この軽量ノートPCでいろいろモバイル実験して遊べます。
4月22日:
フランス大統領選第1回投票の結果、第1位・シラク現大統領と第2位・極右政党「国民戦線」党首ルペン氏との決戦投票だと言う。
私は毎朝起きるとすぐに朝食を食べて歯を磨き、その後、おもむろに朝刊を掴んで便器に座し、その日の朝刊の全ページに目を通す。座すこと約15分の後、シャワーを浴びて、心身共にまっさらになって仕事に出向く。(はは、そんなにカッコ良いわけないよな。要するに「寺の病」の気があって、大のあとはウォシュレットしたいけどあいにくウォシュレットが無いだけのハナシなのね。)
この習慣はこの20数年間変わることのない毎朝の儀式であるのだが、本日もトイレで読んだ朝日新聞朝刊の国際面のトップは、くだんの仏大統領選記事。その記事では保守派現職大統領のシラク氏と社会党ジョスパン首相の一騎打ちであることがほぼ決まったようなことを前提にした内容であった。ところが判らないものだなぁ、予想に反して社会党ジョスパン氏より極右のルペン氏が多く得票してしまったのである。ショックを受けたジョスパン氏は政界引退の憂き目。ロシアじゃスキンヘッドのネオナチ集団が大量逮捕であると言う。
一方、我が国では、スローガンだけの掛け声倒れ小泉首相の人気凋落ぶりに、この調子だと自民党も沈没すると読んだか、野中と亀井が石原慎太郎を招いて料亭で密談とのこと。おもえば細川政権誕生で野に下った自民党が崩壊寸前にあっと驚く社会党との連立と言う超ウルトラCによってしたたかに政権復帰を果たしたが、その自社連立と言う超ウルトラCの黒幕が野中と亀井ではなかったか。
小泉がつぶれたら今度こそ自民党政権の命脈が尽きてしまうのは明らか、しかしなんとしてでも政権与党のおいしい部分に永遠にしがみついていたい。
でどうするか。小泉の次に大衆迎合ポピュリズムの条件に合うのは、田中真紀子じゃ駄目、となるとあとは石原慎太郎だぁ!と言うことなのだろうか。石原慎太郎の最近の言動は国政への意欲が少なからず感じられるようでもある。
近い将来の総選挙後、石原新党に自民党右派と核武装容認の小沢・自由党の右派連合政権成立。憲法改正、自衛隊の国防軍への改編、核武装容認、国家統制経済、富国強兵路線推進で崩壊瀬戸際の日本経済に再び活況を取り戻し、その実質的成果により国民の圧倒的支持の獲得、、、、、こりゃヒットラーの再現だわ。でも、ひょっとしてひょっとしてしまうような昨今の情勢ではある。はよ寝よ。
4月21日:
ボリス・ヴィアンの「墓に唾をかけろ」を読んだのは今から23年前のことだった。早川書房からボリス・ヴィアン全集が刊行されたのを機に購入したのだった。
原著が1946年に母国フランスで発刊された当時、ヴィアンは26才だったはずである。この本の内容を簡単に説明するならば、アメリカ南部を舞台に、黒人の血を引く外見は完全に白人の若者が、白人のリンチで殺された黒人の兄弟のために白人に復讐する物語と言うことになる。
ヴィアンは渡仏してきたアメリカの黒人ジャズマンの話を聞いてアメリカ南部と黒人差別の実体のイメージを膨らませて、この本を書いたと言う。うーん信じられないなぁ、この南部の臨場感。(まぁ、アメリカ南部に行ったこともない私が偉そうに言えるワケはないが、、、。)
この本に出てくる肋膜病みで黒人少女買春を主人公に誘うユダヤ系の野郎は、まごうことなくウッディ・アレンそのままの描写であるのがすごい。
ボリス・ヴィアン、フランス人、1959年、39才で死す。コンピュータ技師にして、ジャズトランペット奏者、ジャズ評論家、レコード会社のディレクター、シャンソン歌手兼作詞家&作曲家、映画監督にして脚本家で俳優、画家にして美術評論家でイラストレータ、劇作家で詩人で小説家で翻訳家、等々。
多彩というかレオナルド・ダヴィンチの20世紀中期アバンギャルド版とでも言うべき存在。私にとっての理想的人間像でもある。
4月20日:
NHKで「ホームレス」のドキュメント番組をやっていた。50才の元技術職の会社員であった男性ホームレスが出ていた。昨年の秋に50才になったと言うから、ちょうど私と同年生まれである。心なしわびしい気分になる。
倒産とリストラによる失業、それに加えて借金苦などをきっかけとして、フツーの生活をほんの少し脇道にそれると、ホームレスになるのは簡単な今の日本。まぁ、私なんかも言わば「自由業」の身であり、「自由業」とはすなわち潜在的ホームレスなのだろう。
昔、聞いた話であるが、ホームレスには血液型がB型の人間が多いそうである。私も典型的なB型なので、その話を聞いた時はなんとなく良く判るような気がしたものだ。B型の知り合いの物言い立ち居振る舞いを観察するに、概ねB型タイプには良くも悪くも「楽天的」で「非常識」な人間が多い。もちろん私もそうなのであろう。
「非常識」はしばしば大胆な発想で「革新」を生み出すが、ひとつまちがうと「変人」扱いされかねないのである。私は後者の方であり、既に親戚筋からは総スカンを喰らっているのであるが、ホームレスの後ろ向きの「天衣無縫」さって言うのは結局のところ、B型的な「楽天性」とホームレスであることに順応できるだけの常識はずれな社会性の体現者なのではないか。(ちょっと苦しいレトリックだな、毎日書くというのは、無理矢理書くことでもあるのだ。)
その証拠に、ホームレスのひとたちと出会うたびに私は、妙な親近感というか近似性を感じてしまうのである。(つまり、オレはいつでもホームレスになれる資質の持ち主ってゆーことかな。)
世の中のしがらみを断ち切って漂白するおのれを想像してみるのもたまには楽しいものであるが、漂泊者でもあった辻潤の晩年は金銭に対する執着が汚かったそうである。中原中也の自筆の葉書を知人に売りつけようとしたのは確か晩年の辻潤ではなかったか。
やっぱり金銭欲ってのはなかなか断ち切れないようです。(煩悩性欲はどうなのだろうか。これも絶対に死ぬまで断ち切れないですよね。オレだけかな?)
4月19日:
本日の朝刊の第一面、「西日本銀行」と「福岡シティ銀行」の合併話には驚いた。
福岡県内の地銀ナンバー2とナンバー3の両銀行とも事務所関連でも私個人としてもメイン利用の銀行なのである。せっかく2つの銀行口座を使い分けていたのに、合併すると具合が悪いなぁ。(?何が?)
このごろは、銀行の合併話を聞くにつれ、合併しなければならないほど追いつめられているのか?と勘ぐりたくなるご時世なので、ちょっと心配である。現状では来年のペイオフ完全解禁を乗り切れないと判断したのだろうか。
「西日本銀行」のATMはレスポンスが早くて使い勝手が良いが、「福岡シティ銀行」のATMはやや遅い上に、お金を引き出すまでのボタンを押すステップ数が多いようだ。
「福岡シティ銀行」の窓口は、結構若くてかわいい系の女の子行員とハイミス系の枯れかけた女性行員が同居しているが、「西日本銀行」はいかにも縁故採用風のやぼったい系のおねーちゃん行員がいたりなんかする。
しかし、両銀行とも地場最大手の「福岡銀行」みたいに行員が高飛車な態度ではないので、嫌いではない。
北九州市八幡東区は全国有数の高齢者居住割合が高い地域であるが、そこにある福岡銀行中央町支店ではお金の振込は窓口業務ではなくて振込専用機で顧客にやらせているのであるが、いつもその振込専用機では高齢者が振込作業に手間取っていて長蛇の列が出来ている。
待つこと=時間の無駄が許せない私が、時折運悪くそんな長蛇の列の末尾に着くことがあって非常に苛つくことになるが、そんなことなどおかまいなく窓口で涼しげな福岡銀行の行員を見るにつけ、怒りの度合いが激しくなるのであった。
4月18日:
本日は、電子申請の専門家集団を立ち上げるための2度目のミーティングをした。私を含めて北九州市内の3人の行政書士で考えてきたことをいよいよ実行に移すのである。
営業力と政治力に秀でた行政書士と、業務受託のターゲットの業界に強い行政書士、そして、なんの取り柄のない私、、というか私にも「多重債務問題」以外にも得意とする分野(許認可)があって、それが現在すでに電子申請(フロッピーディスク申請)が一般的となっており、近いうちにインターネット申請も可能(既に一部実現)になってくると言うことで私にもお呼びが掛かった。
電子申請、インターネット申請が一般的に普及してくると、もう行政書士なんて資格に頼らなくても「技術力」と「営業力」がある本物の「専門家」の役割が重要になってくる。
今後の法改正の動向もそれを容認する方に向かっているのである。そういう意味で今回の行政書士法改正は、われわれにとっても、また意欲的な専門家にとってもビッグチャンス到来である。(ははは、私は、総務省と言うお役所のなすがままに蹂躙される行政書士会がしのびないので、昨日の福岡県行政書士会の理事会では行政書士法改正反対決議に賛成しました、はい。)
このような局面において、よりいっそうの専門性と一般認知性を先取するための努力をただちに実践しなければいけない。たった1日の怠慢が取り返しのつかない格差となって跳ね返ってくるだろう。そのためには時間も資金も惜しんではならない。口も出すが金も出す。これがフェアーなやり方である。
(一般のかたにはなんだかわけのわからない書き方ですが、来月になると大々的に広報宣伝活動と営業活動を開始しますので、そのうち全容が明らかになります。乞うご期待。)
4月17日:
先月、このホームページを大幅にリニューアルして以降、この「れのん亭日乗」だけはなんとか毎日更新してきたのであるが、他のページはほとんどやりっぱなしである。
ページによっては1995年頃にテキストエディタでハイパーテキストをタグ打ちしながら作り上げたもの(「a day in my lile」、「思い出し映画ノート」)をそのまま流用しているし、「私が知っているWindowsについての2,3の事柄」や「格闘Linuxバトルロイヤル顛末記」は4年前に作り上げたままであり、さすがに内容が古くなってきた。
「私のお仕事」も更に古くてこれ以上放置するに耐えない状態であり、いっそのこと抹消しようかと考えている。と言いながらもホームページのメンテが出来るのが帰宅して一息ついてからの午後11時過ぎなので、ほんとこの「れのん亭日乗」を更新するだけで精一杯。
日中は電話や事務所内での相談受付がいっこうに減らず、その相談処理の合間に受託業務関連の書式作成(これが本業)をこなすうちにあっと言う間に日が暮れて、家に帰るのは午後9時過ぎ、そんな毎日の繰り返しだなぁ。
「相談は無料」がわが事務所の基本的スタンスなのであるが、多重債務問題についての相談は、とてもやり甲斐があるものだ。どうぞ、相談をお寄せください。
あと、「Macintoshで行こう!」はほんのささやかな更新をしました。今までに入手したMacが30台になっていました、、、、、。まだ欲しいです、、、、、、。
4月16日:
閑話休題
本日、門司駅近くの金山堂書店の向かい側にある長浜ラーメンでラーメンを食べた。ここは北九州市では珍しい細麺の正統的博多長浜ラーメンであり、その上、やはり北九州では一般的ではない「替え玉」、つまり麺のみの追加注文が出来る。今日はちょっと「替え玉」に挑戦してみたくなり、注文したラーメンがやってくると同時に「替え玉お願いします。」と言ったところ、まだ最初の一杯も食べてないのにと云った風情で「まだ早いから食べ終わった頃に出します。」と言われた。「替え玉」にも注文のタイミングがあるようである。
「替え玉」をやるとラーメン2杯分食べることになるので、腹一杯になって、胸苦しくなりさきほど胃薬を飲んだのであった。長浜ラーメン一杯450円に替え玉100円。満腹度100%でした。
4月15日:
5年前の今頃、私は、長女が私立高校へ進学した春であったが、中古マンションへの転居も控えており、あれこれ金策を巡らしながら、まぁなんとかなるだろうと楽観的であった。
15年前の今頃、私は、福岡市東区香椎に住んでいて、ダイエー香椎店の2階にテナントに入っていた書店の店長をしていて、店にパソコンを持ち込んで「香椎PC88友の会」なる任意団体をでっち上げて同好の輩のネットワークづくりを試みていた。結局、NEC-PC88系のソフト、大半はゲームソフトであったが、5インチフロッピーディスクで1千枚ほどが集まったのであった。
25年前の今頃、私は、まだ大学に在籍していたが、たとえあと2年、すなわち大学在学8年満期まで目一杯頑張っても卒業に足るだけの単位を取得することが困難であることがもはや明らかであったのだが、日本脳性マヒ者協会・関西青い芝の会の「過激」な「自立」障害者たちとの奇妙な共同生活の中で、自分の中の「何か」に見切りをつけようとしていたのだった。
35年前の今頃、私は、高校1年生になったばかりであった。母親が再婚していたがその再婚相手を好きになれず殺意さえ覚えた。家に居るのが苦痛であったが、どうすることも出来きないまま、やがて、皆が寝静まった深夜に独り聴くラジオ放送に逃げ場所を見いだしていた。
45年前の今頃、私は、天使園という幼稚園に通いはじめていたはずである。幼稚園の庭で草いじりをしていたらトカゲが出てきて驚いているうちにどこへともなく消えていった。縦縞が数本走る全身が玉虫色にキラキラ光ってなにか不思議なトカゲであったが、そのトカゲのことを昨日のことのように鮮やかな総天然色でいつも思い出す。
4月14日:
10年前の今頃、私は、東京海上火災保険のプロ代理店研修生1年目であり、そろそろ成果=保険契約をコンスタントに挙げなければならないとやきもきしつつ、生まれて初めて体験する週休二日の期間はあまり仕事とか営業のことは考えずに、市立図書館で借りてきた本を読んでばかりいた。
20年前の今頃、私は、書店勤務4年目であり、結婚1年3ヶ月目にして何故か生後9ヶ月の娘がおり、母親のマンションで所帯をもちながら、母親の借金の問題が徐々に家庭全体を押しつぶしてくるような圧力の中で、仕事中はなるべく何事も無いようなフリをよそおいながらも内心しめつけられるような不安な気分で一杯だった。
30年前の今頃、私は、一浪して合格した大学(兵庫県立姫路工業大学)の2回生の春を迎えたのだけども、大学1年目は大学紛争で授業がほとんどなかったし、紛争など何事もなかったかのように皆が妙に明るい顔をしているのを見るにつけ、すっかり学業を続けることに対する意欲が失せてしまい、とりあえず授業は受けずに書店通いと読書に明け暮れていた。
40年前の今頃、私は、小学校5年生になったばかりで、小学校教師の母親が肺結核の療養と手術で前の年から福岡県篠栗町の教員向けの結核療養施設に入っていたので、母親の実家で生活していた。母親の実家は旅館であり当時としては結構贅沢な生活だったんじゃないだろうか。小遣いはすべてプラモデルに費やしていた。
50年前の今頃、私は、たぶん生後9ヶ月目であったはずであるが、その頃の思い出と言うのは、やっぱり、どう思い起こしてもない。
4月13日:
阪神タイガースの破竹の進撃もそろそろ息切れなのか、やっぱりジャイアンツは強いよな、しかし広島カープもなかなかのもの、ダイエーホークスも西武ライオンズとがっぷり四つで踏みとどまっている。と言うことで一喜一憂の毎日ですが、私は、今日も事務所のパソコンのメンテで半日つぶしました。
Windows2000プロフェッショナルにプリンタサーバを割り当てるとトラブルが頻発して業務に支障が出てきたので、別のwindows98SEマシンにやり変えるとトラブルは収まったが、この手の不具合はパソコンには付き物なので、バックアップ体制を二重三重に構築しておかなければ安心して眠れない。
うちの事務所ではLAN上の3台のパソコンにそれぞれ1台づつレーザープリンタを割り当ててプリントサーバにしており、最悪同時に2台のパソコンがいかれても大丈夫なようにしておるので、依頼者のかたは安心して相談をお寄せください。(ちゃっかり宣伝してます。)
4月12日:
温故知新、、、、、。
暴虐の雲 光をおおい 敵の嵐は 吹きすさぶ
ひるまず進め 我らが友よ 敵の鉄鎖をうち砕け
自由の火柱輝かしく 頭上高く燃え立ちぬ
今や最後の闘いに勝利の旗はひらめかん
起て はらからよ ゆけ闘いに
聖なる血にまみれよ
砦の上に我らが世界 築き固めよ勇ましく
立て飢えたる者よ 今ぞ日は近し
覚めよわが同胞 暁は来ぬ
暴虐の鎖断つ日 旗は血に燃えて
海をへだてつ我等 腕結びゆく
いざ戦わんいざ 振い起ていざ!
ああインターナショナル 我等がもの
いざ戦わんいざ 振い起ていざ!
ああインターナショナル 我等がもの
ははは、俺は「サヨク」ではないけれど、ふと思い出すあの歌この歌の訳詞はプロパガンダとしては、なかなかのものである。今はこういう風に煽り立てられることがないなぁ。我が事務所の「広報宣伝活動」の参考にしたい。そう、ゲッペルス宣伝相が映画「戦艦ポチョムキン」を素直に評価したように、、、、、。
4月11日:
念願のiPodを入手。店頭で購入出来ないならインターネットで!と言うわけで、試しにappleの公式ネット通販であるapple storeに登録して購入の手続きをしたところ、注文より4日後の本日、宅配便で到着。
最近はappleに限らずメーカー直売のネット通販に力を入れているようで、人気商品はワザと店頭販売向けの出荷を押さえて品薄状態にして、メーカーにとっては利益率が大きいネットでの直売を推進しているのではないだろうか。
そう勘ぐりたくなるのには理由があって、実は先月、秋葉原に行った時に欲しいと思ったpanasonicのlet's note liteであったがこれが店頭デモ機はあっても販売用は当分手に入らないとのことで、その後、北九州に帰ってきてベスト電器小倉店に行って注文しようとしたけど店の人はまだ現物も見ておらず入荷の予定も立っていない状態だった。
それでpanasonicのサイトに行くと通販のコーナーがあってそこでlet's note liteのプロ仕様で購入者の名前を刻印してくれるサービス付き、しかもカラーを選べる本体を注文出来たのであった。
すでに書籍購入ではアマゾンドットコム利用で書店では探しても見つからない本を簡単に入手できてとても重宝しているし、パソコンのジャンクな本体や部品はなにも秋葉原に行かなくてもヤフー・オークションで簡単に探し出すことが可能である。
おかげで仕事でもプライベートでもパソコンに向かう時間がやたら長くなってそのうち慢性的な運動不足で肥満の進行ということであろうか、便利な世の中になればなったで健康には良くないようです、、、、、。
4月10日:
「ゼロ歳から人生をやり直したい。」
いかにも殊勝な物言いであるが、これがなんとあの北九州市小倉北区少女拉致監禁事件を発端にした謎の事件の初期段階で「発見」された4人の男児のうち、逮捕された女性容疑者(緒方容疑者)の子供と思われる9歳の男の子が言ったのだそうである。
この9歳の男の子は就学歴がなくて本来はこの春で4年生だったはずらしいが、事前の学力検査で3年生に編入されたそうで、その際に上記の内容のことをしゃべったという。子供をあなどってはいけないのである。
俺なんか何度「人生をやり直したい。」と思ったか数知れないのであるが、そのうち諦めて現在の人生に開き直れるようになってから不思議に「オレの人生」おもろい展開になってきた。
どんなに願っても、たった一度きりの人生、やり直しなど出来ないわけだから、自分の存在を後ろ向きに考えてばかりいると、「自分がこんなになったのはアイツのせいだ」とか人の悪口ばかり言うようになって、そのうち本当に醜く歪んだ顔つきになってしまうので、なにごとも明るく前向きに開き直って処世するのが健康にもよろしいのではないだろうか。
4月9日:
みずほ銀行の合併時の預金管理システム統合の不具合による口座引落未了や二重引落問題であるが、資本主義経済の信用の根幹を成す銀行の「決済システム」が機能不全だなんて、本当は絶対に在ってはならないことではないか。銀行はお金の決済に関する限り絶対にミスを犯さないと言うのが銀行が銀行たる所以でもあろう。
みずほ銀行の社長が国会で釈明していたが、コイツは自己保身のかたまりでまるで外務省のアホ官僚並の低脳野郎だな。大銀行同士が合併してさらに大規模になるその理由は実のところ「このままだとツブれそうなので、ツブしたくてもツブれないくらい大きくしたらいい」と言うことらしい。
しかしクレジットカード等の決済が返済期日に引き落とされなかったらどうなるのか。
まぁ、返済延滞常習者だったら信販会社からそのうち送付されてくる請求書を持ってコンビニで振り込みすりゃいいじゃないかと言うだろうが、これが特定調停で合意した支払期日の返済金振込遅滞でしかもそれが2回目だったりすると、いきなり「期限の利益喪失」だと言うことで調停調書を債務名義にした給与差押えと言う事態も起こりうる。
あるいは「いやー今月の返済分をみずほ銀行から振り込んだんですが、まだ着金してないっすかねぇ、おっかしぃなぁ。」なんて素っとぼけたりなんかすると言う手もあるな。
そうだ!多重債務問題を抱える御仁は、サラ金の取り立てに対しては「みずほ銀行から振り込みました。」と言い張ってちょっとばかり時間稼ぎをしょう!
4月8日:
なるほど本日の筑紫哲也ニュース23の「多事争論」。ハト派の加藤紘一議員辞職問題と政策秘書給与流用疑惑に端を発した辻元清美の件とそれに派生した社民党の存亡の危機であるが、これら一連の出来事が実は有事立法成立に向けてのきな臭い勢力の謀略であることをほのめかしていた。戦争大好きなアメリカと連帯して戦争特需を創出するのが、日本の経済危機問題を一気に解決するカンフル剤なのかもしれない。
しかし、われわれフツーの「庶民」にとっての一大事は、明日、甲子園球場で阪神タイガースが怒濤の勝利の結果、あるいは敗北に起因して球場周辺が六甲おろしアナーキスト集団によって無政府状態になるかどうか、はたまた、きたるべきワールドカップでのフーリガン制圧に向けての治安部隊サイドの予行演習足り得るか、それが問題なのである。
さて私はいちおう広島カープのファンである。うーーーん、どっちに応援しようか迷うなぁ。今や巨人ファン以外の80%くらいは阪神ファンになっているのではないだろうか。(論理的、学術的根拠は全くありませんです、はい。)
4月7日:
実はiPodを買いに走ったのであるが、さすが人気商品で入荷待ちだった。せっかく気合いを入れて貯金をおろして出向いたのだが、しかたないから隣接のDVDコーナーに行ってみるとスタンりー・キューブリック監督のDVDが1本1500円で売っていたので思わず衝動買いしてしまった。
購入したのは「フルメタル・ジャケット」と「バリーリンドン」の2本である。この2作は封切り時に映画館で1回きりしか観ていない。その第一印象を大事にして置きたかったので、レンタルビデオでも意図的に避けて観ていなかった。しかしあの3時間の大作映画の「バリーリンドン」、ビデオでも前後編の2本立てになっているのが、DVDでは1枚に収まるうえにそれが1500円だなんてこれは買わなければと購入してしまった。
その店(ベスト電器小倉店)では駐車場のただ券を貰えるのは2000円以上の買い物をしなければならないので、ついでと言う感じで「フルメタルジャケット」も買いました。「フルメタルジャケット」については10数年前の封切り時の感想を「思い出し映画ノート」に残しているので是非読んでいただきたい。
本日は日曜日で夕方からのんびりしていたので、とりいそぎ「フルメタルジャケット」をiMacで観たのであるが、最初の海兵隊入隊後の訓練シーンはなかなか見どころがあった。でもベトナムでの戦闘シーンはちっともベトナムらしくないのは最初に映画館で観たときと同じ印象である。
しかし、たったひとりのベトナム解放戦線の少女狙撃兵に対して、大勢のマッチョな米兵がめくらめっぽう何千発もパニックって打ちまくるってのは、今日の「アメリカの戦争」の本質をきちんと捉えていると思う。
あと、1シーンごとの「構図」がきちんと計算されているのが映画の大家らしいところでもある。(ソダーバーグってこの構図がめちゃくちゃで嫌いです。意図的にそうしているわけではなく映画監督としての本質的な才能が欠如しているのではないかな。)さてこれから「バリーリンドン」を観ようかな。
4月6日:
さきほどまでiTunesに音楽CDのデータを入れ込む作業に没頭していた。自分の持っている100枚程度の音楽CDから肩肘張らずにいつも気楽に聴いていたい曲をビックアップして自分だけのマイフェイバリアット・ミュージックライブラリみたいなのを構築したかったのであるが、3日掛かりの大作業になった。
ジャズからブルース、60年代のロックやポップスなどなどジャンルにこだわらずに有名曲はなるべく除外して「通好み」と言ってしまうと単なる自己顕示見え見えの自己満足だけなのであるが、とにかくごちゃまぜなライブラリ、厳選98曲、合計演奏時間6時間弱のやつが出来上がった。これをランダム再生で聴くとたまらなくいいのである。
ところで、iTunesとは、MacOSX に付属の統合的音楽再生ソフトであるが、インターネット常時接続環境だと世界の上出来の音楽放送が聴ける。あらかじめジャンル別の音楽専門放送局がプリセットされているがどれもセンスがいいので、これだけでも充分実用的なのだが、今回チャレンジした音楽CDのピックアップも簡単に出来てそれを自在に編集してCD-Rに焼くことも出来る。
しかし、CDRはせいぜい80分までしか記録できない。そこで登場するのがiPodである。最近増えたMP3系の再生機だとメモリーに音楽データを記録するが、すっぽり手のひらのおさまるちっちゃなiPodには10ギガバイトのハードディスクが内蔵されており、それに約1000曲分のデータを保存して再生出来るのである。これがMacでしか使えないのである。
でもこれが5万円近くする代物なのでなかなか手が出なかったのであるが、実際に6時間分のマイフェイバリアットな音楽ライブラリが出来上がってしまうと、これをいつでもどこでも聴きたいと考えるようになって、それにはiPodしか欲求を充足出来ないのであり欲しくてたまらない。どこかに落ちてないかな。
4月5日:
もう昨日のニュースであったが日本上空3万6千キロの彼方、つまり静止衛星軌道(?だったら赤道線上空なのかな?)に全長50メートルの謎の物体が浮遊しているのが発見されたそうである。どうやら米国の偵察衛星らしくて同様の物体がヨーロッパ上空でも存在が確認されていると言う。
新聞の「想像図」では巨大なパラボラアンテナを地上に向けており、これがいわゆる米国の傍受システム「エシュロン」を構成するシステムの一部なのかと、1年ぐらい前にビデオで観た「エネミー・オブ・アメリカ」と言う映画を思い出しながら考えた次第。
あの映画みたいに僕らの携帯電話や通常電話などの内容がすべて把握されて分析され、場合によっては要注意人物として自分の知らないあいだにCIA筋からマークされていたりなんかするのだろうか、おおこわ。
インターネット・インフラの構造上、電子メールはほぼ100パーセント任意の(悪意の)第三者から丸見えなので、そういう前提でメールのやりとりをすれば良いのだが、これからは電話の内容も盗聴器があろうとなかろうと誰かさんに傍聴されていると思って間違いないのだろう。まさにこれはジョージ・オーウェルの「1984」の世界だな。
「ビッグブラザーは見ている!」と誰かの「視線」を感じつつ私は久しぶりに「ビッグブラザー・アンド・ホールディングカンパニー」時代のジャニス・ジョプリンを聴きたくなったのであった。
4月4日:
自宅ではiMacを愛用しているが、インターネットにホームページのメンテナンスにとホント直感的な操作感で重宝している。思えば私がMacを使い始めたのは1994年だったが、その時に購入したのがpaforma575だったが、これがなんと当時は25万円もしたのだった。その後、ビデオキャプチャーカードを入れたり、スキャナーを導入したり、あの頃5万円もした16Mの増設メモリーを思い切って購入したり、外付けのハードディスクやSyQuest社のリムーバブルハードディスクも付けたりして、なんやかやでとてつもない投資をしたのだったが、その当時はまだWindowsのヴァージョンがしけた3.1だったので、遙かに使い勝手が良く、そしてなにより触っていて楽しくてしかたがないMacと連日連夜寝る時間も惜しんで戯れていたのだった。
インターネットに初めて自宅から接続したのは1995年の春だったが、その頃はMacが一番インターネットに繋ぐのが簡単だった。その年の10月に自分のホームページを立ち上げたが、これもParforma575で作り上げた。その頃テキストエディタでタグ打ちしながら作ったページをそのまま現在も使用しているのが「思い出し映画ノート」と「a day in my life」である。
これらのページの文章は1984年頃に8ビットパソコンのNEC PC8801mk2で打ち込んだデータも流用しているので、僕のこのホームページは18年近い僕とパソコンの歴史が詰まっているとも言える。
4月3日:
公設秘書問題もなにやら社民党の存続に掛かる事態に進展しそうな雲行き、はたまた田中真紀子の公設秘書給与ピンハネ疑惑も飛び出してくるにおよんでは、いったいこれらの情報リークの黒幕はだれであろうか。
ともあれ阪神タイガースも怒濤の開幕連勝を貫徹しているのだから、かっての万年野党たる社会党の出がらしみたいな社民党なんであるが、せっかく市民派・フェミニスト政党としてこれから「庶民」にとって解りやすいカタチで生きながらえようとしつつあったのに、こんな「些細」なことでぽしゃってはいけないと思う次第である。
少なくとも「サヨク的」な政党が唯一日本共産党だけになってしまうような世の中は、きっと良くない世界なのである、だから、頑張れ社民党。
はは、書いていて私自身よくわからない雑文でした。では、では。
4月2日:
今日は暑かったなぁ。私の事務所の窓は南西向きなので、お昼ごろからつまりお天道様が高く昇ってくると日当たりが良くなる。冬場や春先はそんな日差しが心地良いのであるが、春も盛りの頃から温室効果と言うのか室内の温度が急上昇してくる。おまけに狭い事務所内に常時稼働状態のパソコンが4台以上と17インチディスプレイが3台あり、その発熱も加わってくるのである。
で、今日は事務所内で汗ばんでしまった。私は汗かきなのでこれから10月頃までの半年間は汗との戦いの日々が続く。
一番嫌な汗は頭のてっぺんから流れ落ちる汗。頭皮って以外と発汗するんである。頭からの汗がだらだらとひたいから流れ落ちてくるともうたまらない。
この問題を合理的に解決する方法がハチマキであることを数年前に「発見」した。それで夏場はバンダナをハチマキ代わりに日常的に着用する習慣がこの2,3年前から身に付いたのであるが、やっぱりサラリーマンじゃ難しかっただろうな。
4月1日:
先ほどテレビを見ていると新入社員登場の時節であるらしいが、大学を中退してこのかた、入社式のあるような会社に就職したためしがないのでこちとらピンとこなかったのであるが、街をゆく50歳台のサラリーマンとおぼしきオジさんが、「箸の使い方も知らないような若造が入ってきやがって云々、、」と言っているのを見て、私自身、左利きでしかも箸の握りがいわゆる「糞握り」である故、つまり俺は「箸の握りかた」をこの歳になっても知らないのであり、ただでさえ寿司屋のカウンターで左隣に客が居て通常はその人は右利きだから左利きの私と寿司を食らうたびにお互いの腕が干渉する上に、ぎこちない箸使いをする俺の様子をちらと見てなにやら言いたげな面もちであったことを思い出してしまったのである。
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