れ の ん 亭 日 乗

或いは、What's New な日誌

ちょっと古い「れのん亭日乗」はこれをクリックしてください。


2002年 9月〜



9月30日:

・西武ライオンズ、伊原監督たのもしいこと言うてくれるなぁ。

 今、ニュースステーションのスポーツタイムを観ていたら、西武ライオンズの優勝セレモニーとやらで、我らが伊原監督は、「憎っくきヨミウリ・ジャイアンツを倒して、日本一になります!」ときっぱり宣言しておりました。

 いやー頼もしいですなぁ、なんか後光が射しておりましたです。

 さて、今日で9月が終わりだと言うのに、まだ半袖姿が多いです。昨日から湿度が高めで蒸し暑いカンジではある。

 今、筑紫哲也がニュース23の冒頭で「戦後最大級の台風」と形容していた。台風21号のことです。台風進路近辺の皆様の無事を祈るのみ。

 小泉流内閣改造。従来の「派閥調整型」のいわゆる「まあまぁ党内みんなで仲良くやりましょうや」的な手法を破壊する「独善」を私は評価します。ま、民主党より数段マシじゃないでしょうか。

 札幌のスーパー西友での「返金騒動」。購入証明が無くても返金に応じるっていうから大変な騒ぎになった。返金取り付けに駆けつける面々って、いわゆるモロに「ドキュン系」って言うでしょうーかねぇ、北の札幌と南の北九州って人間の「気質」が瓜二つだなぁと感じ入った次第。こういう正直な人間性、オレは好きです。

 北九州と言うか「小倉」発祥のものとして有名なのは、「競輪」に「パンチパーマ」に「シンナー遊び」に「焼きうどん」だそうです。

 今日は、つらつらと脈絡なく書き連ねてみました。




9月29日:

・途切れそうで途切れない、、、、、

 ただ今、正確には30日の午前3時である。29日付けなのに本日中に更新出来なかったのでインチキだって言わないでくださいね。

 ようやくさきほど明日(いや今日だ、、)の仕事の準備が終わりました。

 自宅に持ち帰った仕事ってなかなかはかどりませんね。つい後回しになってしまう。そしてやり始めてもタラタラ状態でやたら無駄な時間ばかりが過ぎていく。

 いよいよ追い詰められないとダメです。

 さて、いまからワインでも飲んで、ひと寝入りします。


9月28日:

・高速かっ飛ばしました。

 本日は、博多で午後から研修会だった。以前なら運賃の安い高速バスか、時間を節約できる新幹線で行くのだが、今日は車で出かけた。

 とにかく何か理由にかこつけてロドスタをかっ飛ばしたいのである。

 で、北九州市小倉北区の事務所から博多天神まで都市高速と九州自動車道をぶっ飛ばしました。所要時間1時間弱。

 九州道はノンストップで平均時速120キロぐらいで突っ走りました。ほとんど追い越し車線を走行。気分爽快なり。でもこの車の醍醐味はカーブをいかにして華麗に曲がり切るかと言うことに常に挑戦するところにある。

 運転して楽しいクルマを持つと、人生変わるんじゃないだろうか。

 単なる中年暴走族だったりして、、、、。




9月27日:

・本日の更新

 古い業務関連ページを更新しました。長い間やりっぱなしで放置していたことを少し反省しつつ、大慌てで修正しました。やっつけ仕事なので不満です。

 思えば業務案内のページを作ったのは7年前ぐらいではないだろうか。最新の更新がたぶん3年前だと思う。

 他にも今となっては古めかしいページがいっぱいあるのだが、現在は、この「れのん亭日乗」を毎日更新することだけに命を賭けているので(ははは大げさです。)なかなか手が回らないです。

 「れのん亭日乗」の毎日更新記録も6ヶ月を突破して7ヶ月目に入っているが、まだ途切れていません。そろそろ「日記系」のメールマガジンに登録してもいいかもしれない。

 あと、「私のプロフィール」であるが、あれも古いです。7年前の写真です。アレ見てから、ウチの事務所で現在の私を見ると腰を抜かすかもしれません。
 アレはアレでいかにも「善人」らしくて、上手い具合に「顧客」を引っかけるためのアコギな魂胆だったりして、、、、。

 ま、一度、ウチの事務所を訪問してみてください。お待ちしております。



9月26日:

・季節の変わり目を実感する時

 日が落ちるのが早くなった。午後6時半ごろにはもう暗い。

 寝床に就くときには、ちゃんと寝間着を上下着込んで寝るようになった。先週の終わり頃からは薄い夏布団も羽織っている。来週にはそろそろ毛布の一枚も必要かも知れない。

 シャツの上にジャケットを着ても、暑苦しくなくなった。

 ひたいの汗止めのバンダナがあまり必要で無くなった。

 扇子の使用頻度が少なくなった。

 スーパーの食品売り場でミカンを見かけるようになった。まだ青いけど。

 秋と言えばサンマか、、美味しそうだなぁ。まだ食べていないです。


 テレビがやたらうるさいと言うか、なんか特番ばかりです。3月末と9月末ってやたら「特番」が多いので、季節の変わり目を感じることがある。

 さて、わたくしめの頭のてっぺん付近とか、ひたいの生え際とかであるが、もう20年ほど前から、アンタ頭がハゲかかっているよって言われ続けながらも、まだ、大丈夫のようである。(結構まばらになっているみたいだけど。)

 我が人生の「秋」は、まだまだだよーーんと強がりつつ、日本酒が恋しくなったりしております。

 では、では。



9月25日:

・他人の恨みだけは買うたらアカン、、、、。

 と言いつつ、ジャイアンツファンの怒りを敢えて買うワケではないが、昨夜の阪神巨人戦は最高に面白かった。

 午後11時過ぎても超満員状態の甲子園球場で、阪神サヨナラ勝利の興奮の余韻さめやらず、圧倒的多数派の阪神ファンの大合唱が轟き渡る「六甲おろし」のただ中での、前代未聞の(サヨナラ負けした)ジャイアンツ優勝の胴上げなんて、そうそう滅多にお目にかかれるものではない。

 いやー長生きするもんです。今季最高の「記憶に残る」試合であった。

 この一試合でアンチジャイアンツ諸兄の溜飲は大いに下がったのである。ホント、一夜明けてもあんまり悔しくないもんね、ヨミウリの優勝が。 不思議なもんです。

 さて、日本シリーズが待ち遠しいのであるが、あと1ヶ月も待たなければならない。

 長いなぁ1ヶ月は。 自身の健康を祈って自重隠忍しつつ、ひたすら待とうではないか、西武ライオンズの勝利を信じてね。



9月24日:

・はぁ?ヨミウリ優勝やて。だからどないやねん?

 午後9時前やったか、ちょうどヤクルトスワローズが中日に負けた頃合いなんやろなぁ、ロドスタをバックで車庫入れしてたらエンスト2回もしてもたがな。縁起が悪いやっちゃなぁ、ヨミウリが優勝したらロクなことあらへんで。せやけどロドスタもバックの減速比もぉちっと上げてトルクの細い分カバーしてくれへんかな。

 しかし、なんやなぁ、今、午後10時15分やけど、まだ阪神負けとらへんがなヨミウリに。せいぜい頑張ったれや阪神タイガース。

 ジャイアンツファンを敵に回し、ウィンドウズ命なヒトも敵に回し、はたまた某世界唯一超大国の総統閣下(いょーーーっ大統領!)をもコケにし、ホンマ、ロクな死に方せえへんでワイは。

 ワシがポックリ逝ったらCIAの仕業やおもてくれ。

 ま、ジャイアンツ優勝の翌日は株価上がるやろか? 失業率下がるやろか? サラ金の金利も下がるやろか? 生命保険の予定利率は10年前の契約時の約束をキッチリ守ってくれるやろか? 拉致されて死んだゆわれたヒトらもホンマは生きてまんねんて出てくるやろか? そんなこんなで日本の来年はバラ色に染まるのやろか?

 ま、どーでもええけど早よ寝よ。


9月23日:

・本日の更新

 9月分の「れのん亭日乗」を分離しました。(ようやく、、、、)


・早いなぁ、、、、、、もう、9月も下旬。

 毎年思うのであるが、夏休みが終わって9月になった途端、なんか一気に12月末になだれ込んでいくように急速に時間が流れてゆく。

 それが証拠にホレ、こないだ8月が終わったばかりだと言うのに、あと一週間で10月ではないか。なんかオソロシーと言うか、ぼんやりしてると何も出来ないままだなぁ、これではイケナイと思う。

 
・本日のロードスター日記

 発進時にあまり回転を上げなくてもスムーズにクラッチ接続出来るようになったと思った途端、エンストしました。本日のエンスト1回也。ヘタやなー運転。1500回転ぐらいでスルーっとクラッチがスムーズに繋がることが多くなったけど、接続時にカクーっと1000回転くらいに落ちてしまうことがある。クラッチ繋がったまま1000回転以下に落ちるとエンスト。おっと危ないとクラッチを切って再度トライするのであるが、この時、少しアクセル踏みすぎてブォオーーンと回転が3000回転以上に上がってしまい、クラッチもガクッと繋がったりして、まだまだ、オレもヘタやなーーー。

 あと、今日は昔懐かしいダブルクラッチにもトライしてみた。

 ダブルクラッチと言っても、シフトアップする時に一端ニュートラルに戻してその時にクラッチを一端繋いですぐにまた切ってから再びシフトアップのギア&クラッチ操作をするだけのハナシなのであるが、キョウビの車ではたしてダブルクラッチが必要なのかどうか疑問である。それと言うのもフツーに操作してもシフトの感触はカッチリ小気味よくきまるのである。

 というワケで、若い頃みたいに、たかが車ごときではしゃいでおります。楽しいでっせ。




 

9月22日:

・日本シリーズが待ち遠しい、、、、、、

 西武ライオンズ優勝! まずはおめでとうと言いたい。

 なんといっても、西武ライオンズは、我が九州の偉大なる星、西鉄ライオンズの正統の後継だもんなぁ。

 実を言うと、福岡地元の人気チームであるダイエーホークスって、以前は大阪土着チームの南海ホークスが身売りされて「勝手」に福岡にやってきたんだもんだから、いまいち愛着を感じることが出来ないのであるボクは、、、、、、。

 西武の伊原監督も西鉄出身なら、その前の東尾監督も西鉄出身。どちらか言うと西武ライオンズのほうが「九州の血」が濃いと思う、、、、。

 で、セリーグですが、もうこれは「ヨミウリ」で決まりのようだと伝え聞いております。

 広島カープファンの私としては、ここ数ヶ月ほど、新聞のスポーツ欄は事前にホッチキス止めして金輪際見ておりませんし、テレビなどから垂れ流されるスポーツニュースは早々に切り替えて、これまた金輪際観ておりません。

 こういうときってケーブルテレビを導入してると便利です。ウチのマンション管理組合の英断に感謝。

 と言うワケで、今年の日本シリーズは久々に面白い展開になりそうで期待しております。

 勿論、アンチ・ジャィアンツとしての過剰な期待なのであり、どうか、我が西武ライオンズよ、「メディアの権力者」ワタナベの私的球団である「ヨミウリ」をコテンパンにやっつけてくれ!!

 じゃないと、この数ヶ月間がそうであったように、これから当分の間、酒がマズイじゃないか。


9月21日:

・だいぶ慣れたけど、、、、、。

 マニュアルミッション、かなり昔の感覚を取り戻しつつあります。

 でも、今日もエンスト、1回しました。交差点でのエンストはちょっとしたパニックだなぁ。どうも低回転域(2000回転以下)のトルクが細いような気がする。ま、自分のクラッチの繋ぎ方がマズいのですが、、、。

 発進時、クラッチが繋がる前にアクセルふかすと、いきなりブォオーーンてカンジで「暴走族」風だな。もっとスムーズにかつスマートにいきたいものです。

 今日は、やまなみハイウェイを駆け抜けました。空模様がいまいちだったのですが、幌を開けてオープンで走りました。やっぱり気持ちがいいです。

 結構、いろんなオープンカーとすれ違いました。ベンツ系、BM系、ホンダS2000など、でも、マツダ(ユーノス)ロードスターが多かったですね。すれ違う時に挨拶してくれたりして、嬉しかったです。

 山道のワインディングロードでは前方車をあおりまくりました。下りのカーブでやたらブレーキを多用するのはAT車ですが、こちらはギアダウンとアクセルコントロールで曲がるのでブレーキを踏むのは最小限で済みます。

 昔習ったカーブの曲がり方=スローイン・ファーストアウトの実践と言うか、カーブをアクセルをふかして加速しながら曲がるのは気持ちいいです。ハンドリングも安心出来る範囲でクイックです。

 高速道路での追い越しも、オーバートップから4速にシフトダウンしてアクセルを吹かせば「安全」かつ「迅速」に出来るのが嬉しい。

 さて、明日はどこへ?


 

9月20日:

・久しぶりのマニュアル・ミッション

 AT車(オートマ)って楽チンでイイ。あんまり楽チンすぎて脳軟化症になってしまいそうな気がする。

 と言うワケで、AT車ばかり乗っていたら本当にボケてくるような気がするので、ここ7年間近く乗り継いできたAT車からマニュアルミッション車に乗り換えました。

 平成11年式の中古車です。(オープン2シーターですが、、、、。)

 久しぶりのMT車なのでクラッチ接続のタイミングに苦労しました。

 で、エンスト2回しました。バックするときはAT車のほうが本当に楽です。そのうち馴れるかな。

 今日は仕事を終えてから小倉から3号線沿いに博多まで行き、福岡インターから高速に乗って北九州へ帰還と言うコースで「試乗」しました。

 途中からオープンにして走行しました。気分爽快ってこのことだなぁと実感。高速道路もオープンのまま爆走しました。アドレナリン全開で、これでもう思い残すことはありません、なんて言ったりして。

 MT車の醍醐味は、カーブをアクセルコントロールでクイックに曲がることも少しずつ思い出しました。

 今度の連休は、山道にトライか! 調子に乗りすぎてクラッシュするかも。



9月19日:

・朝には紅顔ありて、  (「拉致事件」続報に思ふ。)

 それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おほよそはかなきものはこの世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。

 さればいまだ万歳の人身を受けたりといふことをきかず、一生過ぎやすし。

 いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。

 われや先、人や先、今日ともしらず、明日ともしらず、おくれさきだつ人はもとのしづくすゑの露よりもしげしといへり。

 されば朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。

 すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちに閉ぢ、ひとつの息ながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを失ひぬるときは、六親眷属あつまりてなげきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。

 さてしもあるべきことならねばとて、野外におくりて夜半の煙となしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。

 あはれといふもなかなかおろかなり。

 されば人間のはかなきことは老少不定のさかひなれば、 たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまゐらせて、念仏申すべきものなり。

 あなかしこ、あなかしこ。


 蓮如上人御文[白骨章]より引用(『註釈版聖典』1203頁)




9月18日:

・最近の携帯電話はなんであんなにデカイのか?

 現在、私が使っている携帯電話は、DoCoMoでSONY製の502iと言う軽量のタイプで気に入っているが、既に1年4ヶ月ほど使っているのでそろそろ新製品が気になる頃合い。

 今や携帯電話も1年間隔で簡単かつ低廉に買い換える時代だもんなぁと、家電量販店の携帯電話コーナーなんかをうろついたりしたのであるが、近頃の携帯電話って機能性よりもファッション性重視、それも若者よりの感覚であり、どうも元工学部の合理的精神が残っているオジさんには、チトおぞましくてどうも触手が伸びないのである。

 i-mode も自分のホームページのi-mode対応ページの評価用で使っただけで、あとは全然使わないので、au か J-phone にしようかと考えたがどうもしっくりこない。

 携帯電話で写真撮ったり動画を記録するなんてイミあるのかと、いぶかることもないではないが、実を言うと、携帯電話でテレビが観れたらイイなぁと密かに思ってたりするのである。

 「速報性」と言う面ではテレビの右に出るものは無い。現在、テレビを観るのは大抵午後10時過ぎに自室にたどり着いてからがほとんどなので、ニュースとかちょこっと観たいときにテレビの前には居ない場合が多いのである。

 どこのメーカーでもいいからテレビ付き携帯電話を出してくれないかな。買うよオレ。




9月17日:

・拉致疑惑問題

 小泉首相が北朝鮮を訪問して、あの「拉致疑惑問題」は、最悪の結末を迎えたようだ。

 今、ニュースステーションで横田めぐみさんの母親が切々と語っている姿を見て、思わず涙ぐんでしまった。

 私の聞き間違いかも知れないが母親は「人間はいつか死ぬ。でも、、、」と言った。

 それにしてもこの「死亡率」の高さはどういうことか。

 拉致、監禁、強制収容所、拷問、虐殺。

 死せる人々も生きながらえし人々も塗炭の苦しみの中で苦悶していたのだろう。

 人間の運命についてあらためて深く考え至るのみである。

 合掌




9月16日:

・大雨の北九州

 今日は振替休日だけど、事務所に出て福岡県行政書士会の広報誌の編集作業に没頭しました。一応、自分は県会の広報部長やってますんで、、、、、。

 お昼前から北九州では強烈な豪雨でした。雷が近くでも鳴っていたけど、パソコンの電源は切らなかったです。まだ、雷被害にあったことがないので大丈夫かなと。そのうち、しまったぁ!と反省するんだろうけど。

 編集作業は、もちろんMacでやります。印刷屋さんと云うかDTP屋さんのインフラはMacが基本なんで。しかし、文書データはPCパソコンで作成したものが大半なんでデーター変換をまずやらねばならない。

 以前は、自前のLinuxサーバーにnetatalkとsanbaをインストールして、MacとPC間でデータをやりとりしていたけど、今は、MacにVirtual PCをインストールして、MacのデスクトップにWindows98SEを立ち上げ、コレで同一LAN上のPCとデータ交換している。ソフトウェアによるエミュレーションなので遅いけど便利です。

 PCの文書データもベタなテキストファイルで貰えるのが一番いいのですが、ご丁寧にWORDなんかできちんと一所懸命に「構成」してくれたりしたものが、その後の手間が掛かりすぎて最悪だったりする。 

 Windowsパソコンを使っているヒトの大多数は、WindowsPCが世界最上唯一無比の「絶対性」なんだろうなぁ、、、、、。

 ものごと、すべて、ほんのチョッとだけでも、マイナーな気分で発想を転換すると、オモロイのであるが、なかなかそうもいかないようです。



 

9月15日:

・ようやく秋の気配

 9月に入ってからも暑い日々が続き、暑がりで大汗かきの自分は半袖シャツを着用し続けていたが、昨日からは長袖シャツを着ております。でもちょっとまだ暑いかな。

 10数年前、八幡西区黒崎の某ファッションビルのデベロッパーに勤務していた頃は、どんなに暑かろうと長袖シャツにスーツ&ネクタイ着用が「お約束」で、その次、保険代理店の研修生の頃には、さすがに真夏は半袖シャツを着るようになったけど、9月になるときっぱりと長袖シャツに衣替えしていました。だって9月になっても半袖シャツ着てるってダサいんだもんね。とあの頃は本気でそう思っていました。

 今は、合理的精神に立ち返って、事務所では、半袖にノーネクタイにサンダル履きと云うスタイル。

 ほんと、サンダル履き=公務員であるなぁと「お役所」に行く度に感じるのであるが、湿っぽい日本の夏はサンダル履きが「衛生的」でよろしいようです。

 相談者と応対するときも意識的にネクタイは着用していない。これは、相談者と対等な「目線」で「本音」の部分をお互いに話合おうと云うことの私なりの「意思表示」です。

 さて、明日は連休最終日ですが、自分は事務所に出て「広報誌」の編集作業に没頭しようと考えております。



9月14日:

・本日観た映画

 久しぶりの週末恒例のレイトショウ観劇。本日は「インソムニア」を観てきた。

 原題も "INSOMNIA" すなわち「不眠」である。

 オープニングのタイトルロール(?)で、アル・パチーノとロビン・ウィリアムスの名前が「同格」扱いで出てくるのだけど、肝心のロビン・ウィリアムスがなかなか出てこない。映画が始まって1時間以上経っても出てこなかった。

 ストーリーは単純ではないので、上手く説明することが出来ないが、なんでしょうねやっぱりシナリオの構成がきちんとしていると思う。

 荒漠としたアラスカの風景、じめじめした極北の夏、日が沈まない「白夜」、アンカレッジに近い片田舎の殺人事件を解決する為にサンフランシスコからやって来た殺人課の刑事アル・パチーノと同僚。

 日が暮れないホテルの一室で眠れないアル・パチーノは、ついぞラストまでの1週間、「不眠症」であり続けるのであるが、「少女殺し」捜査の過程で起こった「悲劇」は、果たして「故意」なのか「事故」なのか、夢うつつの中、アラスカの風景にフェードアウトしてゆく。

 今年、観た映画の中では今のところベストワンかな、、、、。

 

9月13日:

・本日もまた、、、、、、

 最近、朝、目覚まし時計が鳴らないのか、もしかして、無意識のうちにリンリン音を止めてしまってそのまま寝入ってしまうのか、ハッと気がつくと、予定起床時間をオーバーしており大慌てで起きあがって、、、、と云うパターンが続く。

 今日もそうで、汗びっしょりで目覚めると午前7時50分だった。昨夜は蒸し暑かったです。扇風機2時間タイマーセットして、パンツとTシャツだけで寝ました。

 今日は、2週間ぶりの内科医院通院日、前回から利尿剤を減らしていたのですが、血圧は上が128、下が79ぐらいでまぁ順調でした。

 毎回、オシッコの検査もするのだが、医院のトイレでカップにチョロチョロ流し込んで、あんまり沢山入れてもなぁと、程良い加減でピッと排尿を停止したところ、その後、便器に向かって「放出」しようとすれど全然出ませんでした。「残尿感」があったので気持ち悪かったです。

 病院から薬局に向かい、いつものように近くの本屋さん(中尾ミエの実家)をチェックしたら、「ラピュタ」と云う月刊誌に「トヨタ2000GT」のミニカーが付録に付いていたので衝動買い。

 それから銀行に行ったついでにスーパーに立ち寄り、本日のお昼ご飯を物色。以前はコンビニ弁当中心だったがもう飽きてしまってコンビニ弁当は見るのもイヤな気分なのだが、このスーパーにお昼前に行くと惣菜売場近辺にはいろんな種類の出来立てホヤホヤのお弁当があってしかも低価格なのでいいです。

 本日は、栗ご飯付きの和食弁当を購入。最近は油モノと洋食がダメです。今日のおかずの鯖の煮付けとか美味しかったです。

 午後からもいつものように「申立」とか「新規相談」を怒濤のごとく業務遂行したが、5時にはぴったり終了してしまったので、久しぶりに午後6時前に事務所を後にしました。

 しかし、その後も「転送電話」が携帯電話に多数着信。運転中で電話取れなかった皆さん、ごめんなさい。

 明日また電話頂けるとありがたいです。(こちらの携帯電話から電話しても応答しないかたが多いので、、、。ウチは取立屋でも090金融業者でもないんだけど、、、)

 では、また。


 

9月12日:

・久しぶりの「車庫証明」

 「行政書士」って言うと「車庫証明」とか「自動車登録」なんかを「専門」にやってくれる「代書屋」ってのがいまだに一般的イメージなのかな。

 そう言うイミでは、久しぶりに今回、「行政書士らしいシゴト」をしたとゆーか、でも、自分の自動車の為だから「シゴト」じゃないか。

 行政書士になって以来、車の買い換えの際の「車庫証明」は自分でやっている。(アタリマエか。)

 中古で購入した平成5年式のニッサン・サニーもなんかキーキー音がしてきて、もうダメポ(おっとココは2chじゃないな)。

 で、思い切って買い換えることにしました。

 今回も中古車ですが、平成11年式なのでモトを取るために最低6年は乗らないとイケナイとゆーワケで、実用性よりも遊び心のある車を選びました。

 で、今度の車は、やっぱり「マツダ・ロードスター」です。銀メタのMT車。試乗で幌を上げてオープンで走ったけど気持ちいいのなんの最高でした。

 こういうクルマは、50代でマターリ(またまた2ch語だな)乗るのがよろしいようです。

 納車は来週の今頃の予定。納車後の最初の連休はコレで阿蘇山周辺を飛ばしまくりしたいです。

 と云いつつ明日ポックリ逝ったりしてね。

 だからこそ、やりたいことは、やりたい時に、即実行しなければいけないのだ。



9月11日:

・Every day , Every day I Have The Blues

 「毎日いつも俺は憂鬱な気分」(れのん的上記フレーズの翻訳)

 てな具合に何故か本日は、B.B.King の超有名曲の出だしで始まるのである。

 そう、9月11日であろうとなかろうと俺はいつもブルースな気分なのである。

 しかしナンですなぁ本日露出度ナンバーワンの某世界唯一スーパー覇権帝国の大統領閣下のツラを見るにつけ、アタマの悪そうな顔って本当に存在するのだなぁと思ったりするワケで、そうなるとオレのツラはどんなんかとカガミに向かうとそこにはただの助平なおっちゃんがいたりなんかするのである。

 嗚呼、憂鬱、なんでなんでオレは助平なんだぁと生まれいずる悩みで毎日がブルースなのであるます。




9月10日:

・親戚の不祥事、、、、。

 数日前の三面記事だが「元巨人軍投手槙原の実兄が自動販売機荒らしで逮捕」と言うのがあった。

 なんでも数百万円の借金を抱えて身動きがとれず、生活費に困って路上の自動販売機をバールでこじ開けて小銭を盗ろうとしたらしい。

 年棒1億超の野球選手の実兄であっても、兄弟同士の家計は別物、兄と言う妙なプライドと、ミジメな自分とはかけ離れた高収入の弟に対するコンプレックスが、素直な資金援助の懇願を阻害したのだろうか。

 それにしてもいろんなメディアで「兄の不祥事」が大量に垂れ流されて、ハットリくん槙原も辛かろう。

 「島国根性」的な一般庶民の揶揄と言うか、「妬み嫉み」と表裏一体の「ザマアミロ感覚」あるいは、自分よりも惨めな状況にある者に対する「奇妙な優越意識」等々、要するに好奇心の矢面に立たされて、野球選手時代の華々しき世界からの暗転の現在を噛みしめているのだろう。

 ま、身内のことで苦労しているオレとしては、これをバネに頑張って貰いたい。

 さて、明日の我が身は、どうなりますことやら。




9月9日:

・不法駐車や不審車両の通報にはデジカメが便利です。

 うちの事務所で借りている駐車場であるが、私の車が居ない隙を狙ってかどうか知らないが、時折、カンケー無い車がでーんと我が物顔に駐車していることがある。

 現在は午前8時45分頃にしか事務所に到着しないが、事務所を立ち上げて間もない3年前から1年間は、毎朝6時に起床して、7時過ぎには事務所に行っていた。あの頃は危機感がいっぱいで生真面目だったなぁ。

 で、朝、7時過ぎに事務所に意気込んで到着するも、肝心の自分の駐車場に見知らぬ車が居座っていることがよくあった。

 身銭を切って契約した自分の駐車場にたどり着いてみると、他人の車が駐車しているなんて腹が立つことこの上ないのである。一体誰やねん他人の権利を侵害するのは!と怒り心頭、精神衛生上、ヒジョーによろしくない。

 さて、ウチの事務所の道路を挟んで向かい側は、近くの総合病院の看護婦さんの寮なのであるが、なんと、ウチの駐車場に不法侵入している車の持ち主、もちろんニヤケ顔の男性なのであるが、その看護婦さんの寮から、決まって午前7時半ごろに看護婦さんであろう若い女性の見送りつきで、ノコノコとお出ましになるのを何度も目撃するにおよんで、ついに反撃開始である。

 うちの駐車場への不法侵入車両を見つけると、まずデジカメで「全景」「前方からのナンバープレートが入る構図」「斜め後方」など10枚程度を撮って、事務所に戻り、不法車両の写真を再生して、登録ナンバーを確認して、小倉北警察署に電話。

 「不審」車両であることを強調しつつ、いくぶん大げさに「通報」すると、警察は直ぐに署内の端末で車両ナンバーを照会し、「所有者」もしくは「使用者」の住所氏名を確認して即座に相手に電話を入れてくれるのである。

 早朝にケーサツから電話があると、普通のひとは仰天し、そう言えばウチの車はアレが昨夜から乗って行ったままだなと、「ウチのアレ」の携帯電話に大慌てで電話し、結果として、「ウチのアレ」が血相変えて向かいの男子禁制であるはずの看護婦寮からお出ましになると言う寸法である。

 いやはや最近の看護婦寮ってラブホテル状態で全面展開していることを現認。

 そんなこんなを一部始終、デジカメで記録していたりなんかして、いやはやデジカメって便利です。

 本日の夜間も、不審車両をしっかりとデジカメで記録しておるので、なにかあれば、即刻、警察に通報する腹づもりであります。

 納税者の皆さん。我らの「民主警察」をどんどん活用しましょうね。

 では、では。




9月8日:

・昨日の書き込みの補足

 昨日の最後の行に記した「あの日」とは、「9.11」だけを指すのでは勿論、無い。

 「あの日」とは「8月6日」であり「8月9日」であり、諸々の「殺戮の歴史の日々」のことである。

 そして「犠牲者」とは、無堯の死を遂げた幾百万幾千万の「人民」のことである。

 おっと、思わずリキはいったかな。ま、オレは昔も今も「党派」とは無縁の付和雷同な「黒」っぽいだけのニンゲンだけど、しかし「反帝・反スタ」ってのは今も昔も座右の「テーゼ」ではあります。(???)

 ようするに「エラソーな奴」に「弱いモンをいたぶる奴」は大嫌いです。(それが原因でサラリーマンをまっとう出来なかったのですが、、、。)




9月7日:

・何事も無し、平和な夜、ちょっぴり秋の気配。

 9.11の4日前となり、メディアでは「テロ」特集が多く流されるようになった。あと2,3日すると「テロ」一色に染まるのだろうな。

 その結果、更に「アメリカの正義」が深く静かに浸透し、これまでのそしてこれからの「アメリカのテロ」が正当化されることになる。

 さて、明日もまた今日と同じ平和な朝を迎えることができるのだろうか。

 あの日の朝、犠牲者のかたがたも、平和な朝を迎えていたはずである。



 
9月6日:

・今、自室にて私の周囲30センチ以内に転がっている本

 1:「日活ロマンポルノ全史」 講談社
 2:「ダカーポ」498号 特集「勝ってなんぼの裁判&法律入門」
 3:「実録サラ金ガイド」 太田出版
 4:「テリー伊藤のニッポン裏家業」 宝島社
 5:「ザ・闇金融道」 宝島社
 6:「連合赤軍27年目の証言」 彩流社
 7:宮崎学責任編集「アウトロージャパン」第2号 太田出版
 8:「入門バクロ経済学」 朝日新聞社
 9:「桃源郷の人々」 メディアファクトリー
10:「叛乱者グラフィティ」 朝日新聞社
11:「金子光晴 金花黒薔薇艸紙」 小学館
12:「ライ麦畑でつかまえて」 白水社

その他、MacFan、週刊現代、裏モノJAPAN、新潮45、文芸春秋など雑誌多数。

相変わらず、北九州の夜は寝苦しいです。




9月5日:

・おとといのニュースの片隅で、、、、

 ・ガリ版発明の「ホリイ」が2度目の不渡り 事実上倒産

 昭和26年生まれの私にとっては妙に感慨深いニュースではある。

 実は自分の部屋の押入の奥には謄写版印刷機がある。大学を中退して北九州に戻ってきて1年後ぐらいだろうか、ようやく収入が安定するようになってすぐに購入したのである。

 学生時代の一時期、私はガリ版印刷と立て看板書きばかりやっていた。(やらされていた。)今でもあのカクカクの書体を上手に書くことが出来る。

 あの頃、低コストで大量のビラを作ったり、ちょっとした「ミニコミ」を作ったりするのに「謄写版」は欠かせなかった。

 北九州に戻ってからも、なにか「自己表現」と言うか、とりあえず「ミニコミ」みたいなものを出したいなと思い続けていた。それで謄写版のセットを自前で調達したのだけど、結局、あまり使わなかった。

 80年代中頃、ようやくパソコンが身近になって、すぐに飛びついたのは、ワープロソフトで簡単に「自己表現」を記録し、更にはきれいに「印刷」出来ると言うことがあった。これは本当に「革命的」であり、その時点で謄写版の時代は終わったのである。

 もう遙か彼方の「思い出」だった「ガリ版」&「謄写版」のことを、思い出させてくれたニュースではある。
 さみしいと言えばさみしいが、時代の流れと言えばその通りである。いまだに「ホリイ」が生きながらえていたことが「奇跡」なのかも。

 

9月4日:

・どうにも止まらない、、、更なる株安、、、、。

 みんなが悲観的に下がる下がると言い出すと必ず上昇する株価だったりするので、今日あたりは上がるのかなと「楽しみ」にしていたのだが、更に下がって9000円割れ寸前。

 去年だったかなぁ株価が1万2千円を割り込むと金融危機到来だとか、1万1千円を割り込むようなことがあると大銀行のいくつかがツブれるとか、だれか言ってなかったか?

 今年に入って株価1万円割れも常態化してしまったが、まだ大銀行は倒産しない。どうなっているんでしょうね。ほんとはまだまだ大丈夫ってことかな。

 ま、親方日の丸な大銀行のことなどどーでもいいと思うが、庶民レベルの経済状況は確実に劣悪化しているのは事実である。結局、国家財政破綻のツケは庶民レベルに廻わってくるのである。

 「ペイオフ」のことで政府筋の言うことが日替わりでコロコロと変わるのは、日本の金融システムが既に手遅れの脳死状態であることの証左なのだろう。

 こうなるとムカシならば「革命的状況」の好機到来なのだが、「革命イデオロギー」が絶滅してしまった現在、世の中おとなしいもんですホント。

 そう言えば「ITカクメイ」ってのがあったけど、アレは一体どーなったんだい?と今更言っても空しいとゆーよりタダの「流行語大賞」のハナシだったりするワケで、翻って今年の「流行語大賞」候補ってなんだろうと思念するに、やっぱり今年は「ムネオハウス」で決まりだなぁ!! ほいでもって「流行語大賞」の受賞式に日本共産党のあの国会答弁に立ったおっさんが出てきたりなんかしたらこれまたオモロイ絵ヅラなんだけどなぁ。

 と言うことでタラタラ書いて、また明日。




9月3日:

・19年ぶりの株安

 先週だったかな、ようやく日経平均株価が1万円台の大台復帰とゆーことで株価底打ちとかでメデタシメデタシと思ったのも束の間、本日、株価はバブル後の最安値を更新したんだそうである。(他人事なのは、私が株とは全くの無縁であるからである。)

 19年前の私は、母親が自己破産を申し立てたことにより、母親の借金の連帯保証人になっていた債務について給与の差し押さえを受けていた。

 歯を食いしばりながら必死で生活していた当時を、今は何故か、しみじみと思い出すことが出来る。

 あのころ世の中は、だんだん「バブル景気」への助走を早めつつある時期であり、ビンボー臭いハナシが敬遠される「世の中の空気」であったが、私は当時、貧乏のどん底にいた。

 私は「金魂巻」で言うところの「マルビ」そのものであった。

 あの「経験」が無ければ、現在の自分、「多重債務問題解決」をライフワークとして「確信犯」的に業務を遂行する今の私は無いのである。そんなあの頃を「株安」のニュースに接して思い出す。

 本当にいい「勉強」をさせて貰ったのであるが、更に19年前の翌年にパソコンを入手して以後、数年間は、それこそ寝食を忘れてパソコンに没頭した。

 親の借金問題と自分自身の給料差押え、そしてそれから派生する職場での冷たい空気。そんな時に手にしたパソコンは、職場で後ろ指を指されながらも何か必死になって没頭できる本当の宝物だった。

 逆境をバネにすること。マイナスをプラスに転化すること。私が今でも常に念頭に置く「信念」である。

 人生、ドツボにハマっても、発想を少し変えるだけで、それをバネにすることは可能である。

 あなたにもきっと「転機」は訪れる。それがたとえ「借金問題」であろうと、それをバネにもう一度、やり直すことは必ず出来る。

 まぁ、自信の無いかたには相談に乗りますから、一度、事務所に電話してみてください。





9月2日:

・オープンカー試乗

 私は今まで6台の車を自己所有してきた。

 一番最初の昭和54年式ランサーEXだけが新車で、あとは中古車を乗り継いできた。

 ランサーの次は、スバルレックスにダイハツ・アトレーと軽自動車を2台乗って、トヨタ・マークII、マツダ・カペラカーゴワゴンと来て、現在はニッサン・サニー。

 現在愛用のサニーは、歴代サニーの中で一番スタイル的バランスが良好なFB13サニーであるが、平成5年12月製のFB13最終生産型であり、9年落ちの車にしては、先日の中国四国兵庫県1000キロ走破の酷使にびくともしなかった。

 でもなんだな、AT車っていうのは楽チンでいいけど、高速道路での追い越しとか山道のワインデングロード、特に下りの曲がり道とか、少し危険性を感じる時がある。

 追い越しの時はキックバック狙いでアクセルをいっぱいに踏み込んでもタラタラした加速感で危なっかしいし、下りの山道ではエンジンブレーキが上手く利用出来ないので、初心者みたいにやたらブレーキを踏んでの速度調整でこれまたなんか危なっかしい。(ま、この場合、AT車でも2速を多用するって云う方法があるが、レスポンスがいまいちですね。)

 それに5人乗りのセダンにしろ、実際の運転中の9割がたぐらいは、ひとりだけで乗って運転しているのである。

 それで、無性に、オレがくたばり果てるまでに一度でいいから、マニュアルミッションのオープン・ツーシーターに乗ってみたい、所有してみたいと思うようになった。

 で、本日はマツダ・ロードスターに試乗してきました。

 もちろん平成10年式中古車、1600cc(NB6型)マニュアル5速なのだが、久しぶりのマニュアル車だった上に、クラッチ、ブレーキ、アクセルのレイアウトが通常よりも狭い感じで馴れるのが大変だった。

 極端な高回転高出力エンジンではないが、やや低回転域でのトルクが低いようで、とりわけ発進時のクラッチの繋ぎに神経を使う。

 うーん、でも、3速から4速でアクセルをふかした時のグーンとくる加速感は、素晴らしいです。コーナリングもクイックで、ほんの短時間の試乗であったが、ロードスターのおもしろさの一部が体感出来ました。

 さてさて、どうしたものやら、、、、、。

 やっぱり、欲しいよーーーー。




9月1日:

・セプテンバーソング

 北九州の9月は台風一過のまぶしい晴天で明けた。あいにく爽やかとは言い難いとても蒸し暑い朝である。

 さて、9月になるとしみじみ思い出すことがある。

 それは私が中学1年生だった昭和39年9月1日、夏休みが終わった始業式の夜であったが、実はまだ「夏休みの宿題」が出来ていなかった。しかし明日が提出期限である。

 その頃のボクは「学校の先生」に対しては、ココロの奥底では反発はしても、表面上は「完全服従」状態であったので、宿題を忘れるとゆーことは「自己否定」に近い由々しき事態である。なにがなんでも今日中に「夏休みの宿題」を仕上げなければイケナイのであった。

 こうして13歳の秋口、ボクは生まれて初めての「徹夜仕事」に追い込まれるハメになってしまったのである。

 午後10時ごろまでには、主要な宿題は仕上げたが、自主テーマの「工作」と美術の宿題が残っていた。

 「工作」は夏休み前に仕込んでいた厚紙を切り抜いて作る「富士山の立体地形」に取りかかったのであるが、途中でお袋が見かねたのか手伝ってくれた。あの頃の家で見る母親と云うのはいつもエプロン姿であった。

 「富士山」をお袋に任せて、ボクは美術の宿題に取りかかった。当時、家に転がっていたクラシックギターを壁に立てかけて、画用紙に鉛筆だけで描き込んでいった。

 絵を描きながらトランジスタラジオを聴いたのであるが、午後11時頃であったが、「ミュージック・イン・ハイフォニック」と云う番組が流れてきた。

 今日から9月と云うことなのだろう、色んな歌手が歌う「セプテンバーソング」の特集だった。他に誰が歌ったのかは覚えていないが、フランク・シナトラの歌う「セプテンバーソング」だけは今でもくっきりと耳に残っている。

 あの頃の深夜(午後11時過ぎはもう深夜だったのである。)はとても静かでしんとしていた。トランジスタラジオから小さい音量で流れる「セプテンバーソング」は、9月という季節を強く13歳のボクに印象づけた。

 ギターのスケッチ画がようやく完成したのが12時過ぎ、それからお袋が手伝ってくれた「富士山」に平野部が緑色、山が高くなるにつれて茶色の色合いを区別して濃いくなるように絵の具で色づけして、ようやく仕上げたのが多分、午前2時ごろ。もうアタマがふらふらで、そこであえなくダウンして寝てしまったが、なんとか「宿題」だけは期日までに提出することが出来た。

 9月になるといつも思い出す「夏休みの宿題」と「セプテンバーソング」。

 東京オリンピックが開催される1ヶ月ほど前のことである。



・「れのん亭日乗」2002年8月

「れのん亭日乗」2002年7月

「れのん亭日乗」2002年6月

「れのん亭日乗」2002年5月

「れのん亭日乗」2002年4月

「れのん亭日乗」2002年3月

一番ふるい「れのん亭日乗」



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